私たちについて
わたしたちのミッション
わたしたちのミッション
子どもの「最善の利益」が
確保される社会
あらゆる子どもを対象として、子どもアドボカシーの事業を行うことで、
子どもの「意見表明権」が保障され、もって子どもの「最善の利益」が確保される
社会の実現に寄与すること。
子どもは自分に関係のあることについて、自由に自分の意見を表す権利を持っています。
その意見は、子どもの年齢・発達に応じて、十分に考慮されなければなりません。
届かない、子どもの声。
悲惨な虐待のニュースが相次いで報じられています。
中には、子どもが発したSOSが誰にも受け取られることなく、
死に至るケースも。子どもたちの声は、なぜ聞かれなかったのでしょうか。
- いっこうに減らない子どもの虐待。
- 子ども虐待の件数は増加を続ける一方で、助けを必要とする子どもの声が届かない現状が多く見受けられます。SOSに気づき、聞き、「その声を届ける仕組み」が必要です。
- 子ども抜きで、子どもの未来が決められる。
- 保護された子は、その理由も知らずに知らない環境に入れられ、自分の意見や思いを十分に伝えられる場面も限られています。しかし、何が最善かを決めるのは子どもたち本人であるべきです。
- 声が上げられない子ども。
- 誰にも声を聞いてもらえなかった子どもは、やがて声を上げることを諦めてしまいます。
その無力感は、子どもから生きる力を奪います。まずは声を上げられる場作りが必要です。 - 不登校やいじめ、暴力、貧困、様々な問題が追い詰める。
- 社会的養護を受けている子だけでなく、多くの子どもたちが様々な問題を抱えて生きています。
追い詰められても声を上げられない、または聴いてもらえない子どもたちがたくさんいます。
受けている子って?
様々な理由で保護者と暮らすことができず、一時的に保護された子どもや、
児童養護施設や里親のもとで暮らす子どもたちのこと
私たちのアクション
子どもアドボカシーは、子どもの声を聴き、その権利を守る取り組み。
この活動を通して、わたしたちは子どもが尊重される社会の実現を目指します。
-
アドボケイトの
養成専門性と十分な資質を備えた
アドボケイトを養成するための
プログラムの開発と実施 -
アドボケイトの
派遣児童相談所・児童養護施設・
里親家庭などにアドボケイトを派遣。
子どもの声を聴き、意見表明を支援 -
子ども自身の
意見表明する力を育てる子どもの権利について知ってもらう
「子ども権利ノート」など、
子どもが自ら意見を言えるための土壌づくり -
子どもアドボカシーの
仕組みづくり福岡市をはじめ、行政と協働し、
福岡におけるアドボカシーシステムの
在り方を探る研究会を開催 -
子どもの権利・子どもアドボカシーの
広報・普及啓発「子どもの権利」や
「子どもアドボカシー」を
当たり前のこととして社会に根付かせる
理事長 安孫子 健輔
子どもアドボカシーは、この社会で生きるすべての人が、子どもの意見を聴いて、子どもの権利を実現するための取り組みです。子どもアドボケイトだけで取り組むものでも、児童相談所や学校などの公的機関だけに課されるものでもありません。親や親戚も、地域の人も、そして子ども自身も、みんな子どもアドボカシーの担い手です。たくさんの人と手を取り合って、取り組みを進めていきたいと思っています。
経歴
- 1983年
- 山形県南陽市生まれ
- 2005年
- 一橋大学法学部卒業
- 2008年
- 九州大学法科大学院卒業
- 2009年
- 弁護士登録
- 2017年
- 社会福祉士登録
- 2019年
- ふじさき法律事務所開所
- 2021年
- 子どもアドボカシーセンター福岡 理事長 就任
役職・所属団体
- NPO法人そだちの樹事務局長
- NPO法人全国子どもアドボカシー協議会事務局長
- 日本弁護士連合会子どもの権利委員会幹事
- 福岡県社会福祉士会会員
- 日本子ども虐待防止学会(JaSPCAN)会員
- 設立
- 2021年7月12日
- 所在地
- 〒814-0121
福岡市城南区神松寺3-5-3
グリームスK202号 - 連絡先
- TEL 092-791-3941
電話受付 平日 9時〜17時 - メンバー
-
- 理事長 安孫子健輔
- 副理事長 佐川民
- 理事 相澤仁
- 理事 岡田健一
- 理事 白土健輔
- 監事 草場勇一
- 監事 末吉祥子
- 事務局長 朝日響
事業内容
- 独立アドボケイトの養成
- 独立アドボケイトの派遣
- アドボカシーシステムの研究
- 子どもの権利およびアドボカシーの広報・啓発
活動報告
- 2018.10
- 子どもアドボケイト養成講座開講
- 2019.08
- 福岡市社会的養育のあり方検討会 提言
- 2019.10
- 市民・行政の協働 子どもアドボカシーシステム研究会発足
- 2020.10
- 子どもの権利擁護の係る実証モデル事業
- 2021.07
- 子どもアドボカシーセンター福岡設立
※2018〜2020年は「子どもNPOセンター福岡」の一事業として活動